May 21, 2020
Final Aimが、スタートアップおよび新規事業開発におけるスマートコントラクトに関して、2件目の特許を出願
価値評価およびスコアリング管理のため、機械学習とブロックチェーンをFinal Aimプラットフォームに統合

株式会社Final Aim(東京都文京区 / 代表取締役社長:朝倉雅文、取締役:横井康秀、以下 Final Aim)は、2020年5月16日に、当社として2件目となる特許(特願2020-086365)を出願したことを発表いたします。本特許は、スマートコントラクトの枠組みにおいて、機械学習とブロックチェーンを当社プラットフォームへ統合するものです。
当社のミッションは、新しい事業カテゴリの創出と、それに伴う雇用機会の創出に向け、テクノロジーによってゼロからイチへのステップを支援することです。
2019年12月の創業以来、自動運転モビリティ、ロボティクス、デジタル製造といった分野において、当社のグローバルな挑戦は日本からシンガポール、インドネシア、さらにはアフリカへと拡大してきました。私たちは、スタートアップ、大企業の新規事業開発部門、大学研究機関に対し、ゼロからイチを実現する支援を行っています。
例えばシンガポールでは、自動運転モビリティのスタートアップであるOTSAW Digital PTE LTDとパートナーシップを締結しました。またインドネシアでは、40年の実績を持ち、5,000名以上の従業員と6つの工場を有するPT. Yasunli Abadi Utama Plastik.が、当社の重要なビジネスパートナーとなりました。
こうした各国でのスタートアップや新規事業開発におけるゼロからイチの創出の過程で、私たちは成長を阻害する主要な要因が、事業の初期から拡大フェーズにおける必要な決済資金の不足にあることを発見しました。
私たちは、株式の数値的価値は機械学習によってスコア化され、スマートコントラクトの枠組みによって安全に担保されるべきだと信じており、それに伴い株式による決済が可能になると考えています。
このスマートコントラクトの枠組みにおいては、株式の価値スコアリングが信頼性のある形で定量化されます。
このたび、ビジネスの価値評価およびそのスコア管理のため、機械学習とブロックチェーンを統合したプラットフォームに関する特許を出願する運びとなりました。

2019年3月に出願した知的財産管理システムに関する最初の特許(特許番号:2020-34812)に続き、今回の特許は、Final Aimがさらなる挑戦を推進するためのものです。Final Aimは、ゼロイチ支援において「知的財産」「エクイティファイナンス」「デザイン」という3つのカテゴリーを優先し、特許取得においては段階的なアプローチを採用しています。
1つ目の特許は、資産の所有においてデザイン権を保全するための、知的財産管理に関するスマートコントラクトシステムです。
https://final-aim.com/final-aim-filed-patent-for-intellectual-property-management-system

ブロックチェーンと機械学習に関する当社の2件目の特許出願は、株式による決済のためのエクイティ・ファイナンスと事業評価に関するものです。
Final Aimは、オンライン知的資産管理に加え、事業価値管理を備えたスマートコントラクトの枠組みによる新たなプラットフォームを推進し、ゼロイチ支援を強化します。本特許を通じて、当社はグローバルに新たなサービスを開発・提供し、デザインとテクノロジーによるゼロイチの挑戦に向けた新たな事業カテゴリの創出を継続してまいります。
■ スマートコントラクト(Smart Contract)とは?
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で契約内容を自動実行するプログラムです。
事前に決められた条件が満たされると、仲介者なしに契約が自動的に履行され、その記録は改ざんが困難なブロックチェーン上に残るため、透明性が確保されます。
スマートコントラクトの目的は、従来の契約法よりも高いセキュリティを提供するとともに、契約に伴うその他の取引コストを削減することにあり、さまざまな暗号通貨が、スマートコントラクトの仕組みを実装しています。
ブロックチェーン技術の一部として、スマートコントラクトは現在、特に契約や文書の管理において、POC(概念実証)プロジェクトで広く実験されており、その市場規模は67兆円とされています(参考:政府CIOポータル、2016年5月20日)。
■ ブロックチェーン(Blockchain)とは?
ブロックチェーンとは、「ブロック」と呼ばれる記録のリストが連なって増加していく仕組みであり、暗号技術を用いて相互にリンクされています。各ブロックには、前のブロックの暗号学的ハッシュ値、タイムスタンプ、取引データが含まれます。
設計上、ブロックチェーンはデータの改ざんに対して強い耐性を持っています。それは、「2者間の取引を効率的に、検証可能かつ恒久的な方法で記録できる、オープンで分散型の台帳」とも言えます。
分散型台帳として用いる場合、ブロックチェーンは一般的に、ノード間での通信および新しいブロックの検証に関するプロトコルに共同で従うピアツーピアネットワークによって管理されています。
一度記録されたデータは、後続のすべてのブロックを改変しなければ遡って変更することができず、そのためにはネットワークの大多数の合意が必要となります。
■ Final Aimについて
Final Aim, Inc. は、スタートアップ、ラボ、国際的企業(MNC)などと協力し、アイデアと技術を優れたデザイン・ビジネス実装へと加速させるゼロワン支援を行う企業です。サービス内容は、事業設計/インダストリアルデザイン/UI & ソフトウェアデザイン/技術戦略/財務戦略/知財戦略など多岐にわたります。
会社名:株式会社Final Aim(Final Aim, Inc.)
所在地:⽇本・東京都
創業者:代表取締役社長 朝倉 雅文 / 取締役 横井 康秀
設立日:2019年12月
ウェブサイト:https://final-aim.com

.png)


